カラコンで発症しやすい症状~ドライアイ~
目が乾いてしまうドライアイ
カラコンを付けていると、目にさまざまな症状を発症することがあります。
その顕著な症状の1つに、目が乾いてしまうドライアイがあります。
しかし何故、カラコンを付けていると目が乾きやすくなるのでしょうか。
ということでこの項では、ドライアイの原因や対策について考えてみたいと思います。
ドライアイの原因と対策
カラコンを長時間付けていると、どうしてもドライアイを発症してしまいます。
そして、ドライアイには明確な原因があるのです。
カラコンは、含水性素材という最初から水分を含んだ素材でできています。
例えば濡れたスポンジを放っておくと次第に乾いていくように、カラコンも時間が経つにつれて少しずつ乾いてしまうです。
しかしカラコンの場合、水分が減ってくればカラコン周辺(目)から水分を吸い取り、再び潤い(水分)を取り戻そうとします。
ただしカラコンを付ける時間が長時間になると、潤いを取り戻すことができなくなってしまいます。
その結果、「目が乾く=ドライアイ」を発症してしまうのです。
ではどうしたら、カラコンのドライアイを防ぐことができるのでしょうか。
○瞬きをする
私たちは、無意識に目をパチパチ瞬きをしています。
実はその瞬きが、ドライアイを防ぐ有効な対策になっているのです。
そしてできれば瞬間的にパチパチするのではなく、意識的にきちんと目を閉じる瞬きをするようにしてください。
○カラコン専用の目薬
瞬きをしてもドライアイが気になるようであれば、目薬を差すことをお勧めします。
ちなみに目薬の中にはカラコンと相性が悪いのもあるので、必ずカラコン専用の目薬を差すようにしてください。
○装着液を使用する
カラコンのケア用品の中に装着液があります。
装着液はカラコンを付けやすくするだけでなく保湿成分も含まれているので、ドライアイ対策に効果があります。
ドライアイを未然に防ぐ
ドライアイは単に目が乾く症状を発症するだけでなく、他の目の症状を引き起こす病気でもあります。
そしてドライアイを未然に防ぐためには、「目の酷使を避ける/目を定期的に休憩させる/部屋の乾燥を防ぐ/カラコンを付けたまま寝ない/カラコンを清潔に保つ」ことが挙げられます。
是非、みなさんも事前にドライアイにならないように、さまざまな工夫を凝らして頂きたく思います。